法務大臣より感謝状を授与されました。

龍馬デザイン・ビューティ専門学校の中西校長は、18年間、高知少年鑑別所で講話を続けてきました。
その長年の活動が認められ、法務大臣より感謝状が授与されました。

▼中西校長よりコメント
この活動を始めたきっかけは、当時の高知少年鑑別所の担当の方が来校され、「少年たちが出所後、社会に出てゆくときに有効な話をしてもらえないか。」と依頼されたことです。当初は、私の話に耳を傾けてくれるか不安でしたが、将来に不安を抱える少年たちは一生懸命メモを取りながら聴いてくれました。18年間の活動に対し、感謝状をいただけたことは誠に光栄ですが、それ以上に少年たちが自分自身と向き合い、一歩踏み出す瞬間に立ち会えたことが、私にとって何よりの喜びです。ある日、当学園の新校舎の建設現場で、真っ黒に日焼けした青年が、「先生、鑑別所で話してくれたよね。」と話かけてくれました。「頑張っちゅうね。」と言うと、「そうやろ、頑張っちゅうろ。」と元気に答えてくれた時、講話を続けてきて本当に良かったと感じました。今後も、微力ながら心を込めて、彼らの再出発に寄り添っていければと思っています。